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Scripts
Scriptsは、最も簡単なM-ファイルです。これは、入力引数も出力引数ももっていません。これは、コマンドラインから繰り返し行なうような計算の一連のMATLABコマンドを自動的に実行するときに有効です。Scriptsは、ワークスペースに存在しているデータを使うか、またはそれ自身が作成したデータを使います。Scriptsが作成するある変数は、Scriptsが終了した後、ワークスペースに残ります。そして、つぎの計算に使うことができます。
簡単なScriptsの例題
つぎのステートメントは、theta
に関するいくつかの三角関数を計算し、変数rho
に割り当て、極座標プロットを作成します。
% An M-file script to produce % Commentライン % "flower petal" plots theta = -pi:0.01:pi; % 計算 rho(1,:) = 2*
sin(5*
theta).^2; rho(2,:) = cos(10*
theta).^3; rho(3,:) = sin(theta).^2; rho(4,:) = 5*
cos(3.5*
theta).^3; for i = 1:4 polar(theta,rho(i,:)) % グラフ出力 pause end
これらのコマンドをpetals.m
と名付けられたM-ファイルに入力してください。このファイルは、MATLAB scriptsになります。MATLABコマンドラインで、petals
とタイプインすると、scriptsの中のステートメントが実行されます。
Scriptがプロット図を表示した後、 Returnを押すと、つぎのプロットに移ります。このファイルには、入力引数も出力引数も何もありません。すなわち、petals
は、MATLABのワークスペース中に必要な変数を作成します。完全に実行すると、変数(i
, theta
, rho
)は、ワークスペース内に残ります。これらの一覧を表示するには、コマンドプロンプトにwhos
とタイプインしてください。
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