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アクション関数の作成と実行
M-ファイル名を対応するアクションプロパティに対する値として設定することによって、特定のイベントタイプの発生時に実行されるアクション関数を指定することができます。たとえば、デバイスからターミネータが読み込まれたときにアクション関数myaction
を実行するには、
s.BytesAvailableActionMode = 'terminator';
s.BytesAvailableAction = 'myaction';
M-ファイルアクション関数は、少なくとも2つの引数が必要です。第一引数は、シリアルポートオブジェクトです。第二引数は、表 8-10, イベント情報のイベント情報を格納する変数です。このイベント情報は、アクション関数を実行されるイベントのみに属します。myaction
の関数ヘッダを以下に示します。
function myaction
(obj,event)
追加パラメータをセル配列の要素として設定することにより、アクション関数に渡すことができます。たとえば、MATLAB変数time
をmyaction
に渡すには、
time = datestr(now,0);s.BytesAvailableActionMode = 'terminator';
s.BytesAvailableAction = {'myaction',time};
function myaction
(obj,event,time)
追加パラメータをアクション関数に渡す場合は、関数ヘッダの2つの必須の引数の後に設定しなければなりません。
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