外部インタフェース/API    

イベント情報の格納

イベント情報は、2つのフィールドTypeDataを使って格納されます。Typeフィールドはイベントタイプを含み、Dataフィールドはイベント固有の情報を含みます。アクション関数の作成と実行に示すように、これらの2つのフィールドはアクション関数のヘッダで定義する構造体に対応します。データとイベント情報のレコードファイルへの記録に関しては、デバッグ: 情報のディスクへの記録を参照してください。

イベントタイプとTypeDataフィールドに対する値を以下に示します。

表 8-10: イベントの情報 
イベントタイプ
フィールド
フィールドの値
Break interrupt
Type
BreakInterrupt
Data.AbsTime
day-month-year hour:minute:second
Bytes available
Type
BytesAvailable
Data.AbsTime
day-month-year hour:minute:second
Error
Type
Error
Data.AbsTime
day-month-year hour:minute:second
Data.Message
An error string
Output empty
Type
OutputEmpty
Data.AbsTime
day-month-year hour:minute:second
Pin status
Type
PinStatus
Data.AbsTime
day-month-year hour:minute:second
Data.Pin
CarrierDetect, ClearToSend, DataSetReady, or RingIndicator
Data.PinValue
on or off
Timer
Type
Timer
Data.AbsTime
day-month-year hour:minute:second

Dataフィールドの値を以下に示します。

AbsTimeフィールド   AbsTimeは、すべてのイベントに対して定義され、イベントが発生した絶対時間を示します。絶対時間は、clockフォーマットを使って出力されます。

Pinフィールド   Pinは、CD, CTS, DSR, RIピンが状態を変更したかどうかを示すためにピンステータスイベントによって利用されます。これらのピンに関する説明は、シリアルポート信号とピンの割り当てを参照してください。

PinValueフィールド   PinValue は、CD, CTS, DSR, RIピンの状態を示すためにピンステータスイベントによって利用されます。利用できる値は、onまたはoffです。

Messageフィールド   Messageは、エラーの発生時に生成される記述メッセージを格納するためにエラーイベントによって利用されます。


 イベントタイプとアクションプロパティ アクション関数の作成と実行