外部インタフェース/API    

Javaオブジェクトの結合

ネイティブなMATLABデータタイプを結合するのと同じ方法でJavaオブジェクトを結合することができます。catコマンドあるいは中括弧を使って、囲まれたオブジェクトを1つのオブジェクトにまとめることをMATLABに通知します。操作されるすべてのオブジェクトが同じJavaクラスである場合は、これらのオブジェクトの結合は、同じクラスのオブジェクトの配列になります。

つぎの例で、catコマンドは、クラスjava.awt.Pointの2つのオブジェクトを結合します。結果のクラスも、java.awt.Pointです。

2番目の例で、MATLABの中括弧演算子は、異なるクラスの2つのオブジェクトを結合するために用いられます。結果のクラスは、Javaクラス階層のルートであるjava.lang.Objectです。


 Javaオブジェクトの作成と利用 JavaオブジェクトのMAT-ファイルへの保存とロード