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Javaオブジェクトの結合
ネイティブなMATLABデータタイプを結合するのと同じ方法でJavaオブジェクトを結合することができます。catコマンドあるいは中括弧を使って、囲まれたオブジェクトを1つのオブジェクトにまとめることをMATLABに通知します。操作されるすべてのオブジェクトが同じJavaクラスである場合は、これらのオブジェクトの結合は、同じクラスのオブジェクトの配列になります。
つぎの例で、catコマンドは、クラスjava.awt.Pointの2つのオブジェクトを結合します。結果のクラスも、java.awt.Pointです。
point1=java.awt.Point(24,127);
point2=java.awt.Point(114,29);
cat(1, point1, point2)
ans =
java.awt.Point[]:
[1x1 java.awt.Point]
[1x1 java.awt.Point]
2番目の例で、MATLABの中括弧演算子は、異なるクラスの2つのオブジェクトを結合するために用いられます。結果のクラスは、Javaクラス階層のルートであるjava.lang.Objectです。
frame=java.awt.Frame('Sample Frame');
[frame point1]
ans =
java.lang.Object[]:
[1x1 java.awt.Frame]
[1x1 java.awt.Point]
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