外部インタフェース/API    

DDE Advisoryリンク

サーバにあるデータが変更されるときに、クライアントアプリケーションに通知するためにDDEを使うことができます。たとえば、Excelのスプレッドシートに入力されたデータを解析するためにMATLABを使う場合は、このデータが変更されるときにExcelがMATLABに通知するためのリンクを作ることができます。また、新規のあるいは修正したスプレッドシートのデータを使って行列を自動的にアップデートするリンクを作ることができます。

アイテムの題名であるデータがサーバで変更されるときに、サーバアプリケーションがMATLABに通知する方法により区別される2種類のadvisoryリンクをMATLABはサポートします。

関数ddeadvとddeunadvを使ってadvisoryリンクのセットアップや開放を行います。MATLABは、MATLABがクライアントであるときにのみリンクをサポートします。

つぎの例は、クライアントとしてふるまうMATLABとMicrosoft Excelの間でDDE通信を作ります。この例は、Excelとhotリンクを作ることで前の節の例を拡張したものです。リンクは行列zをアップデートし、セル領域が変更されるときにコールバックを実行します。ユーザインタフェースコントロールであるプッシュボタンが押されると、advisoryリンクとDDE通信を終了します(グラフィカルユーザインタフェースの作成についての情報の詳細は、MATLABマニュアルBuilding GUIs with MATLAB を参照してください)。)


 MATLABをクライアントとして使う シリアルポートI/O