Development Environment    

ファイルのオープン、実行、内容の参照

ファイルのオープン

カレントディレクトリブラウザ のファイルオープン機能を使って、ファイルをオープンすることができます。オープンするファイルのタイプに合ったツールをオープンします。

ファイルをオープンするには、1つ以上のファイルを選択し、つぎの操作のいずれか1つを実行してください。

この操作により、ファイルは適切なツールをオープンします。たとえば、M-ファイルをオープンしたときは、エディタ/デバッガをオープンし、モデルファイル(mdl) をオープンしたときは、Simulinkが開きます。

エディタからファイルをオープンするためにには、コンテキストメニューからOpen as Texを選択します。

ファイルからデータをインポートすることもできます。ファイルを選択し、右クリックで表示されたコンテキストメニューからデータのインポート(Import Data) を選択してください。インポートウィザードが開きます。データのインポートの詳細については、第6章、データのインポートとエクスポートを参照してください。

等価な機能をもつ関数 関数openを使って、拡張子が与えられた状態で、ファイルをそのファイルに合ったツール上で開くことができます。この関数は、標準MATLABファイルタイプについてはデフォルトの挙動を示します。他のファイルタイプにインターフェースを拡張したり、標準ファイルに対するデフォルトの挙動を無効にする、といった操作を行うことも可能です。

ファイルタイプ
拡張子
動作  
フィギュアファイル
fig
フィギュアをフィギュアウィンドウにオープンします。
HTML ファイル
html
HTMLファイル nameヘルプブラウザにオープンします。
M-ファイル
m
M-ファイルnameをエディタにオープンします。
MAT-ファイル mat
MAT-ファイルnameをロードウィザードにオープンします。
モデル mdl
モデルnameをSimulinkにオープンします。
P-ファイル p
対応するファイルname.mが存在していれば、エディタでオープンします。
変数 拡張子なし 数値配列、文字配列nameを配列エディタでオープンします。この場合、関数openは、関数openvarを実行します。
その他
カスタム 補助関数opencustomを呼び出して、ファイルname.customをオープンします。ここで、opencustomは、ユーザ定義関数を示しています。

ASCIIファイル(M-ファイル等)の内容を参照するには、関数typeを使用します。

dは、コマンドウィンドウにファイルstartup.m の内容を表示します。

M-ファイルの実行

カレントディレクトリブラウザからM-ファイルを実行するには、実行したいM-ファイルを選択し、右クリックで表示されるコンテキストメニューから実行(Run)を実行してください。実行結果がコマンドウィンドウ上に表示されます。

M-ファイルのヘルプ参照

カレントディレクトリブラウザで選択したM-ファイルのヘルプを参照することもできます。コンテキストメニューからヘルプのビュー(View Help)を選択してください。とヘルプブラウザに選択した関数のリファレンスページが表示されます。レファレンスページが存在しない場合、M-ファイルヘルプがその代わりに表示されます。

カレントディレクトリブラウザでM-ファイルヘルプを参照することも可能です。詳細については、カレントディレクトリブラウザの設定を参照してください。


  ディレクトリとファイルの作成、リネーム、コピー、削除 ファイル内の内容の検索と置換