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UNIXプラットフォームにスタートアップオプションの追加

スタートアップオプション(コマンドフラグとも呼びます)を、matlab スタートアップ関数の後に挿入しますことができます。UNIX上で指定できるスタートアップオプションは、つぎの表のとおりです。

オプション
詳細  
-arch
アーキテクチャーarchを仮定して、MATLABを実行
-arch/ext
拡張子ext を伴うバージョンのMATLABを実行する。また、もし存在していれば、仮想アーキテクチャー archを実行する
-c licensefile
LM_LICENSE_FILElicensefileに設定する。このファイルは、port@hostという形式をとります。
-Ddebugger [options]
指定したデバッガをMATLABと共に起動します。
-debug
MATLABの内部デバッグを有効にします。
-display Xserver
X コマンドをXserverに送ります。
-ext
拡張子extが伴うバージョンのMATLABが、存在していれば、それを実行します。
-h、または、-help
スタートアップオプションを表示します。
-mwvisual visualid
フィギュアウィンドウに、使用するデフォルトのXビジュアルを指定します。
-n
環境変数のみを印刷
-nodesktop
MATLABデスクトップを開かずにMATLAB を起動します。このオプションを使うと、X-ウィンドウなし(例:VT100モード)か、またはバッチ処理モードで、MATLABを実行することができます。但し、> コンストラクタを使って、MATLABと連結した場合には、nodesktopオプションが自動的に使用されます。
nodesktopオプションでは、ヘルプブラウザなどの作業環境ツールは依然として使用することが出来ます。関数helpbrowserを使って起動する、ヘルプブラウザのような作業環境ツールを使用することもできます。
コマンドラインのインタフェースに切り替えるために、nodesktop オプションを使ってはいけません。デスクトップツールではなく、コマンドラインから操作を行いたい場合、View -> Desktop Layout -> Command Window Onlyを選択してください。
-nojvm
Java VMをロードせずにMATLABを起動します。これによってメモリ使用量が最小化され、最初の起動スピードも改善されます。nojvmオプションを使用すると、デスクトップのみならずJavaを必要とする全てのツールが使用できなくなります。ここでは、R12 リリースノートUNIX プラットフォームでの制限に記載されたものと同一の制限が適用されます。
-nosplash
起動中にスプラッシュスクリーンを表示せずにMATLABを起動します。

たとえば スプラッシュスクリーンなしでMATLABを起動するには、つぎのように入力してください。


 Windowsプラットフォームにスタートアップオプションの追加 ツールボックスパスのキャッシュを利用した起動時間の短縮