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データの一貫性の確保
M-ブックは、MATLABセッションを逐次記録したものと考えます。最初のMATLABコマンドから最後のコマンドまで、順序正しく実行すれば、M-ブックは、これらコマンド間の関係を正確に反映することができます。
ただし、ユーザが、入力セル、または、出力セルを、ユーザのM-ブックを良くするように変更すると、ノートブックは、変更したセルの内容、または、結果に影響を受ける入力セルの再計算を自動的に行いません。その結果、M-ブックには矛盾したデータが含まれてしまうことになります。
M-ブックで作業するときは、ユーザのM-ブックが妥当性をもつことを確認するため、定期的に、M-ブックの計算(Evaluate M-book)を選択することが効果的になります。calc zoneを使って、M-ブックの1つのセッションに、互いに関連付けられたコマンドを他の節から切り離して配置することもできます。この場合、Evaluate Calc Zone コマンドを使って、calc zoneに含まれる入力セルのみ単独で実行することも可能です。
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