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HDF データの取り扱い
Hierarchical Data Format(HDF)は、科学的データを保存するために使用される、プラットフォームに依存しない汎用の標準フォーマットです。 HDFを最初に開発したNational Center for Supercomputing Applications (NCSA)が、科学者がHDFフォーマットでデータの読み書きを行う際に使用するルーチンのライブラリ(C言語、Fortran)を配布しています。
この節では、MATLAB内部でHDFフォーマットの処理に用いるNCSAルーチンを呼び出す方法について説明します。説明されるトピックは、つぎの事柄です。
付加的な情報
この節では、HDFの特徴やルーチンについて全て網羅することは行いません。MATLAB HDFインターフェースを有効に使うためには、このマニュアルに加えて、HDFに関する公式のマニュアルも参照しておく必要があります。公式マニュアルは、NCSAのホームページ(http://hdf.ncsa.uiuc.edu/
)にいろいろなフォーマットで用意されています。特に、つぎのマニュアルを参照することをお勧めします。
アメリカ航空宇宙局(NASA) は、地球観測システム(EOS)で使用する標準フォーマットの1つとして、拡張HDFフォーマットを開発しました。拡張HDFフォーマットに関する詳細は、EOSホームページ(http://hdfeos.gsfc.nasa.gov/hdfeos/workshop.html
)に掲載されているHDF-EOS公式マニュアルを参照してください。
最後に、MATLAB HDF関数の使用法に関する詳細については、MATLABオンライン関数リファレンスページを参照してください。大部分のHDFルーチンについて、MATLAB関数の使用法は、HDFバージョンのものとほぼ同一になっています。ただし、ある特定のルーチンについて、MATLABのHDF関数の使用法が、HDFバージョンのものと異なる場合があります。
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