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diary コマンドを使ったデータのエクスポート
小さい数列、または、セル配列をエクスポートするには、diary
コマンドを使用できます。diary
コマンドは、ディスクファイル内にユーザがMATLABを起動しているときの履歴を作成します(グラフィックスは除く)。
たとえば、ワークスペース内に、つぎの配列A
を保持しているとします。
A = [ 1 2 3 4; 5 6 7 8 ];
このとき、MATLABプロンプト上で、つぎのコマンドを実行して、diary
コマンドを使って、この配列をエクスポートすることができます。
diary
関数をアクティブにします。作成する出力ファイルdiary
に別の名前を設定することもオプションとして可能です。
diary my_data.out
A
を表示しています。この時、セル配列、または、他のMATLABデータタイプを表示することも可能です。
A = 1 2 3 4 5 6 7 8
diary
関数を無効にし、セッションの記録を停止します。
diary off
この操作により、diary
は、ファイル my_data.out
を作成し、関数を無効にするまでの間に MATLABセッションで実行した全てのコマンドをこのファイルに記録します。また、diary
は、whos
からの出力をファイルの中に常に含んでいることに注意してください。
A = 1 2 3 4 5 6 7 8 whos Name Size Bytes Class A 2x4 64 double array Grand total is 8 elements using 64 bytes diary off
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