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単位行列
一般に受け入れられる数学記法では、対角要素が1で、他の要素が0である種々の大きさの行列を、単位行列と言い、大文字Iを使って定義します。これらの行列は、次元の整合性が保たれている範囲で、AI=AまたIA=Aの性質をもっています。MATLABの元々のバージョンでは、大文字、小文字の区別がなく、i
は既にサブスクリプトや複素数単位として使っていたので、単位行列としてIを使うことができませんでした。それで、語呂合わせを使って記号を作りました。すなわち、Iと同じ発音をもつeye
を使うことにしました。関数
eye(m,n)
は、m行n列の長方形単位行列を出力し、eye(n)
は、n行n列の正方単位行列を出力します。
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