Graphics    

棒グラフ上のプロットの重ね書き

同じ位置にもう1つの軸を作成することによって、棒グラフ上にデータを重ね描きすることができます。これによって、重ね描きされたデータ集合に対して独立したy軸を示すことができます(同じ軸を使用するhold onステートメントと対照的です)。

たとえば、有害な廃棄物成分を無害な物質に分解する実験について考えてみましょう。この実験から得られたトリクロルエチレン(TCE)の濃度および温度データは、つぎのとおりです。

このデータは、35日間5日毎に採取したサンプルから得られたものです。

つぎのステートメントを使って棒グラフを表示し、x軸とy軸にラベルを付けます。

棒グラフの上にラインプロットを重ね書き

棒グラフに濃度データを重ね描きするために、最初の軸と同じ位置に2番目の軸を配置しますが、その前に最初の軸のハンドル番号を保存します。

2番目のデータ集合をプロットする前に、同じ位置に2番目の軸を作成します。

2番目の軸が最初の軸と干渉しないように、y軸を図の右側に配置し、バックグランドを透明にし、2番目の軸に対するx軸目盛りを空行列に設定します。

両軸のx軸を合わせ、棒上にグリッドラインを表示します。

グラフの注釈の付加   つぎのステートメントは、グラフに注釈を付け加えます。

グラフを印刷するには、現在のFigureのPaperPositionModeautoに設定します。これにより、印刷出力は表示に一致します。


 X-軸データの設定 面積グラフ