Graphics

XDataとYData

XDataおよびYDataプロパティは、イメージの座標系を制御します。m行n列のイメージの場合、デフォルトのXDataは[1 n]で、デフォルトのYDataは[1 m]です。これらの設定は、つぎの意味を含みます。

• イメージの左列のx座標が1
• イメージの右列のx座標がn
• イメージの最上行のy座標が1
• イメージの最下行のy座標がm

たとえば、ステートメント

X = [1 2 3 4; 5 6 7 8; 9 10 11 12];
h = image(X); colormap(colorcube(12))
xlabel x; ylabel y

は、以下の図を生成します。

結果として得られるImageオブジェクトのXDataおよびYDataプロパティは、つぎのデフォルト値をもっています。

get(h,'XData')
ans =

     1     4

get(h,'YData')
ans =

     1     3

しかし、デフォルトの設定を変更して、ユーザ独自の座標系を設定することができます。たとえば、ステートメント

X = [1 2 3 4; 5 6 7 8; 9 10 11 12];
image(X,'XData',[-1 2],'YData',[2 4]); colormap(colorcube(12))
xlabel x; ylabel y

は、以下の図を生成します。

CDataMapping

EraseMode