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2つのy軸をもつプロット

コマンドplotyyは、左側の y軸と右側の y軸を使って、2つのデータセットを一つのFigure内にプロットすることが可能です。ユーザは、各データセットに異なるプロット関数を適用することもできます。例えば、同じデータに、ラインプロットとステムプロットを組み合わせることができます。

線形軸と対数軸との組み合わせ

それぞれ異なる範囲をもつ2つのデータセットを比べるために、線形スケールと対数スケールを適用するためにplotyyを使うことができます。

つぎの例題は、作成されたラインと軸をセーブして、グラフを調整し、ラベル付けを行います。まず、 10から100のレンジの値をもつy軸にラベル付けを行います。これは、plotyyを呼び込んだときに、最初にプロットを設定するように、haxesの中の最初のハンドルです。axesコマンドを使って、haxes(1)をカレント軸にします。そして、ylabel コマンドの処理対象とします。

つぎに、2番目の軸をカレントにし、ylabelを読み込みます。

同様な方法で、プロットされたラインの特性を変更できます。たとえば、2番目のラインを点線に変更するには、つぎのように設定します。

2つのx軸とy軸を使った例題は、複数のX-軸、Y-軸の使用を参照してください。

ラインのプロパティについては、LineSpecを参照してください。


  虚数データと複素数データのプロット 軸パラメータの設定