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2つのy軸をもつプロット
コマンドplotyy
は、左側の
y軸と右側の y軸を使って、2つのデータセットを一つのFigure内にプロットすることが可能です。ユーザは、各データセットに異なるプロット関数を適用することもできます。例えば、同じデータに、ラインプロットとステムプロットを組み合わせることができます。
t = 0:pi/20:2*pi; y = exp(sin(t)); plotyy(t,y,t,y,'plot','stem')
線形軸と対数軸との組み合わせ
それぞれ異なる範囲をもつ2つのデータセットを比べるために、線形スケールと対数スケールを適用するためにplotyy
を使うことができます。
t = 0:900; A = 1000; a = 0.005; b = 0.005; z1 = A*exp(-a*t); z2 = sin(b*t); [haxes,hline1,hline2] = plotyy(t,z1,t,z2,'semilogy','plot');
つぎの例題は、作成されたラインと軸をセーブして、グラフを調整し、ラベル付けを行います。まず、
10から100のレンジの値をもつy
軸にラベル付けを行います。これは、plotyy
を呼び込んだときに、最初にプロットを設定するように、haxes
の中の最初のハンドルです。axes
コマンドを使って、haxes(1)
をカレント軸にします。そして、ylabel
コマンドの処理対象とします。
axes(haxes(1)) ylabel('Semilog Plot')
つぎに、2番目の軸をカレントにし、ylabel
を読み込みます。
axes(haxes(2)) ylabel('Linear Plot')
同様な方法で、プロットされたラインの特性を変更できます。たとえば、2番目のラインを点線に変更するには、つぎのように設定します。
set(hline2,'LineStyle','--')
2つのx軸とy軸を使った例題は、複数のX-軸、Y-軸の使用を参照してください。
ラインのプロパティについては、LineSpec
を参照してください。
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