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AxesのPosition
プロパティは、Figure内部のAxesのサイズと位置を制御します。デフォルトのAxesはデフォルトのFigureと同じ縦横比(高さに対する幅の比率)をもち、エッジの周囲に境界を残してFigureのほとんどをいっぱいにします。しかし、Axesの位置は任意の長方形として定義し、Figure内部の任意の場所に配置することができます。
位置ベクトル
MATLABはAxesのPosition
プロパティをベクトルとして定義します。
[left bottom width height]
left
とbottom
は、Axes長方形の左下隅に対応するFigure内の点を定義します。width
とheight
は、Axes長方形の大きさを設定します。2次元(方位角= 0度、仰角= 90度)のAxesを表示すると、x軸は水平に、y軸は垂直に方向付けられます。この角度からでは、プロットボックス(軸ラベルを除いてプロットに使用する領域)はAxes長方形と一致します。
デフォルトの3次元表示は、方位角 = -37.5度で仰角 = 30度です。
デフォルトでMATLABは、その形状に関係なく、Axes長方形をいっぱいにするようにプロットボックスを描画します。しかし、Axesのプロパティにより、プロットボックスの形状とスケーリングの制御が可能です。
![]() | ラベル付けと外観のプロパティ | 単位 | ![]() |