外部インタフェース/API リファレンス    
mxGetElementSize

データ要素の格納に必要なバイト数の取得

C 言語表示

引数
array_ptr
   mxArrayのポインタ。

戻り値

成功した場合は、指定したmxArrayの1要素を格納するために必要なバイト数。失敗した場合は0を出力します。失敗の主な理由は、array_ptrが認識されないクラスをもつmxArrayを指すことです。array_ptrがセルのmxArrayまたは構造体のmxArrayを指す場合、mxGetElementSizeはポインタのサイズを出力します(各々のセルまたは構造体のフィールド内のすべての要素サイズではありません)。

詳細

mxGetElementSizeを呼び出すことによって、mxArrayの各々のデータ要素内のバイト数を決定します。たとえば、mxArraymxClassIDmxINT16_CLASSならば、mxArrayは各データ要素を16ビット(2バイト)符号付き整数として格納します。そのため、mxGetElementSizeは2を出力します。

mxGetElementSizeは、データ要素を操作するために非MATLABルーチンを利用しているときに特に役立ちます。たとえば、memcpyは(第三引数として)コピーする要素のサイズを必要とします。

例題

examplesディレクトリのrefbookサブディレクトリのdoubleelement.cphonebook.cを参照してください。

参考

mxGetM, mxGetN


 mxGetDimensions mxGetEps