外部インタフェース/API リファレンス    
mxCreateDoubleMatrix

要素の入っていない2次元倍精度浮動小数点mxArrayを作成

C 言語表示

引数
m
   希望する行数。

n
   希望する列数。

ComplexFlag
   mxREALまたはmxCOMPLEX.を指定。mxArray内に設定しようとするデータに虚数要素が含まれない場合は、mxREALを指定します。データに虚数要素が含まれる場合は、mxCOMPLEXを指定します。

戻り値

成功した場合は、作成したmxArrayのポインタ。スタンドアロン(非MEX-ファイル)アプリケーションで成功しない場合は、mxCreateDoubleMatrixNULLを出力します。MEX-ファイルで成功しない場合は、MEX-ファイルは終了し、制御がMATLABプロンプトに戻ります。mxCreateDoubleMatrixは、mxArrayを作成するために十分なフリーなヒープ領域がないときには成功しません。

詳細

mxCreateDoubleMatrixを用いて、m行n列のmxArrayを作成します。mxCreateDoubleMatrixは、配列prの各要素を0に初期化します。ComplexFlagmxCOMPLEXに設定した場合、mxCreateDoubleMatrixは配列pi内の各要素も0に初期化します。

ComplexFlagmxREALに設定した場合、mxCreateDoubleMatrixはm行n列の実数要素を保持するのに十分なメモリを割り当てます。ComplexFlagmxCOMPLEXに設定した場合、mxCreateDoubleMatrixはm行n列の実数要素とm行n列の虚数要素を保持するのに十分なメモリを割り当てます。

mxArrayの使用を終了するときは、mxDestroyArrayを呼び出してください。mxDestroyArrayは、mxArrayとその関連する実数および複素数要素を開放します。

例題

examplesディレクトリのrefbookサブディレクトリのconvec.c, findnz.c, sincall.c, timestwo.c, timestwoalt.c, xtimesy.cを参照してください。

参考

mxCreateNumericArray, mxComplexity


 mxCreateCharMatrixFromStrings mxCreateFull (廃版)