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Simulink Debugger
本節では、Simulink debuggerの機能強化について説明します。
ソートされたリスト表示の機能強化
Simulink debugger (sldebug)の ソートされたリストコマンド、slistは、S-functionブロック内部にあるS-function名を表示します。
Acceleratedモードでのメッセージの改良
trace, break, zcbreak, nanbreak, minorコマンドは、acceleratorモードでは利用不可能であることを示し、アクティブにするにはnormalモードに切り替える必要があります。メッセージの空白は修正されるので、テキストは正確に調整されます。
Function-Callサブシステムのブレークポイント
function-callサブシステムにブレークポイントを設定することができます。Simulinkは、サブシステムが実行されるときにブレークします。Release 12 では、function-callサブシステム内のブレークポイントでquitコマンドを入力すると、常にデバッガを終了するわけではありませんでした。現在では、quitコマンドは、初期の(呼び出し)StateflowチャートまたはS-functionが時間ステップの実行を終了すると、デバッグセッションを終了させます。
Virtualブロックの表示とプローブ
displayおよびprobeコマンドは、バーチャルブロックに対して機能します。
Stateflowチャートのステップ実行
Stateflowチャート内のモデルのステップ実行が可能です。
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