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新機能
本節では、Signal Processing Toolbox 5.0 (Release 12.0) 以降にSignal Processing Toolbox 5.1 で追加された新機能を紹介します。強化された機能は、つぎの節に記述します。
最新リリースに組み込まれているSignal Processing Toolboxの機能に関する情報は、新機能を参照してください。
Signal Processing Toolbox 5.1 は、多くの新機能や強化された機能や、フィルタ解析の新機能、Filter Visualization Toolを提供します。
Filter Visualization Tool
新規のFilter Visualization Tool (fvtool)は、大きさ、位相、インパルス応答、等のようなすべてのフィルタ解析関数を、解析間で簡単に切り替えたり、注釈を加えたり、フィルタ応答を印刷可能な、単一のウィンドウにまとめます。
新規ウィンドウ
6個の新規ウィンドウ関数と一般のウィンドウ関数は、Signal Processing Toolboxに追加されています。1つのウィンドウの名前が変更されています。新規ウィンドウは、以下の通りです。
barthannwin)
blackmanharris)
bohmanwin)
gausswin)
nuttallwin)
tukeywin)
一般のwindow関数は、Signal Processing Toolboxウィンドウを指定するための方法の1つです。
箱型ウィンドウ関数(boxcar)の名前がrectwinに変更されています。互換性のため、boxcarは本リリースでは機能します。
bitrevorder
新規関数bitrevorderは、入力データをビットの反対の順番に出力します。
downsample/upsample
新規関数downsampleおよびupsampleは、信号のサンプリングレートをそれぞれ減少および増加させます。
filternorm
新規関数filternormは、ディジタルフィルタの2-ノルムまたは無限大ノルムを計算します。
goertzel
新規関数goertzelは、DFTの計算の方法の1つであるGoertzelアルゴリズムを実現します。
新規のSignalデモ
新規デモ、Vector Transition Processing Using Spectral Windowsが追加されています。このデモは対話型で、様々なスペクトルウィンドウを利用して2つのベクトル間の遷移の平滑化方法を説明します。
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