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グラフィックス機能
プロパティエディタ
MATLAB 6.0は、MATLAB figureのHandle Graphicsのプロパティを編集するための新規のグラフィカルユーザインタフェースを提供します。プロパティエディタと呼ばれるこのツールは、figures, axes, lines, lights, patches, images, surfaces, rectangles, text, rootオブジェクトを含むグラフ内のHandle Graphicsオブジェクトの多くのプロパティにアクセスします。このツールを使って、ラインの太さを変更したり、タイトルや軸のラベルを追加したり、ライトを追加したり、その他の多くのプロット編集作業を行うことができます。
以下の図に、プロパティエディタインタフェースの要素を示します。
プロパティエディタの起動
プロット編集モードがfigure内で可能ならば、オブジェクトで右クリックし、コンテキストメニューのプロパティオプションを選択することによってプロパティエディタを起動できます。また、グラフ内のオブジェクトをダブルクリックすることによってもプロパティエディタを起動できます(テキストオブジェクトをダブルクリックすると、テキストの周囲のテキストエディットボックスをオープンしますが、プロパティエディタは起動しません)。
プロット編集モードが利用不可である場合は、figureウィンドウの編集メニューからFigureプロパティ, Axesプロパティ, カレントのオブジェクトプロパティを選択してプロパティエディタを起動できます。これらのオプションは、プロット編集モードが利用不可である場合には、自動的に可能にします。propedit
関数を使ってコマンドラインからプロパティエディタを起動することもできます。
注意 プロパティエディタを起動すると、セッションを終了するまでオープンしたままにすることができます。グラフ内の他のオブジェクトをクリックした場合は、プロパティエディタはそのオブジェクトタイプに対応するパネルを表示します。プロパティエディタのナビゲーションバーを使って編集するオブジェクトを選択することも可能です。 |
印刷機能
figureをクリップボードにエクスポート クリップボードを使ってfigureをグラフィックスフォーマットファイルにエクスポートする場合は、Figureのコピーテンプレート設定パネルを使ってfigureを最適化することができます。Microsoft WordおよびPowerPoint用のテンプレートを適用したり、ユーザ独自のテンプレートをカスタマイズすることが可能です。
ページ設定ダイアログボックス ページ設定ダイアログボックスは、4つのタブ上にオプションを表示します。
タブ |
できること... |
サイズと位置 |
|
用紙 |
|
ラインとテキスト |
印刷あるいはエクスポートされるfigureのラインおよびテキストの色をカラーまたはモノクロに設定 |
AxisとFigure |
UNIX のPrintダイアログボックス. MATLAB 6.0のUNIX Printダイアログボックスは、書き直されています。Printダイアログボックスおよび新規のOptionsダイアログボックスの両方から多くの機能が利用可能です。
カラーまたはモノクロ印刷を制御するプレファレンス モノクロまたはカラーのラインおよびテキストをプリンタに送信するためのセッション間のデフォルトを設定するFigureウィンドウの印刷プレファレンスは、一般設定パネルにあります。
figureが設定に従ってカラーまたはモノクロで正しく印刷されない場合は、ファイル/設定メニューから設定を変更してください。たとえば、ラインおよびテキストのカラー印刷をカラープリンタに指定し、結果をカラーで得られない場合は、File/Preferencesで常にカラーで送るを選択してください。
PaperSizeプロパティ figureプロパティPaperSize
は、書き込み可能です。コマンドラインから新規の'<custom>'
用紙タイプを設定することもできます。
注意 MATLAB Version 6.0でのfigureの印刷とエクスポートに関する詳しい情報は、MATLABグラフィックスドキュメントの印刷とエクスポートの基本を参照してください。 |
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