Instrument Control Toolbox Release Notes    

第 1 章
Instrument Control Toolbox 1.2 Release Notes


新機能

本節では、Instrument Control Toolbox 1.2 で導入された新機能および強化された機能をまとめます。

Release 12.1 よりも以前のリリースからアップグレードする場合は、New Featuresを参照してください。

Networked Instrumentsのための新規オブジェクト

ツールボックスは、ネットワーク上で利用可能な機器(これらは、ネットワークアドレスをもちます)を制御するためのオブジェクトを含みます。2つの新規instrumentオブジェクトがサポートされます。

TCP/IPオブジェクト

TCP/IPオブジェクトを使って、TCP/IPプロトコルを利用するネットワーク機器を制御することができます。TCP/IPオブジェクトを利用した例については、以下のようにタイプしてください。

UDPオブジェクト

UDPオブジェクトを使って、UDPプロトコルを利用するネットワーク機器を制御することができます。UDPオブジェクトを利用した例については、以下のようにタイプしてください。

Property Inspectorを使ったプロパティの設定

Property Inspectorを使って instrumentオブジェクトに対するプロパティ値を設定することができます。Property Inspectorは、関数inspectを使ってオープンします。

ワークスペースブラウザを使ってオブジェクトにアクセス

プロパティの設定や、instrumentオブジェクトに関連する情報の表示は、MATLABワークスペースブラウザによって行うことができます。

Rohde & Schwarzのサポート

VISAオブジェクトを作成し、Rohde & Schwarz's VISA passportを利用して、ネットワーク上のRohde & Schwarz instrumentsと通信することができます。visa作成関数は、ベンダーとしてniを、またリソース名としてRSIB::remote_host::INSTRが必要であり、remote_hostはホスト名または機器のIPアドレスです。


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