Release 13 Release Notes    

プラットフォームの制限

Release 13では、Release NotesおよびRelease 13ドキュメントに記述されているすべての機能は、以下のプラットフォームで完全に サポートされています。

The MathWorks Webサイトでは、MathWorksプロダクトに対する動作環境の詳細な説明を用意しています。

Windows 95はサポートされません

Release 13のMathWorksプロダクトは、Microsoft Windows 95をサポートしません。

HPおよびIBMプラットフォームでの違い

Java VMの問題により、HPおよびIBMプラットフォームではMATLABに対する制限があります。

プラットフォーム
制限
HP 11.0 (HP UX)
IBM
MATLABデスクトップのようなJavaをベースとするグラフィカルユーザインタフェースは、利用できません。
HP 10.2 (HP 700)
Javaベースのツールおよびアプリケーションは、サポートされていません。

ほとんどのツールに対して代替案が利用可能であり、以下の表に説明します。この表は、これらのプラットフォームで制限があるプロダクトをまとめたものです。

制限とその代替案の詳細については、対象となるプロダクトのRelease Notesのオンラインバージョンを参照してください。プロダクトが以下の表にない 場合は、そのプロダクトのプラットフォームの制限はありません。

プロダクト
HPおよびIBMプラットフォームでの制限
MATLABプロダクト
MATLAB

  • 開発環境
MATLAB desktopおよびそのツールの多くは、サポートされていません。詳細は、MATLAB Release Notesの開発環境の機能を参照してください。
  • 数学
Basic Fitting interfaceは、サポートされていません。代わりに、コマンドラインのカーブフィッティング機能を使ってください。
  • グラフィックス
Property EditorおよびData Statistics toolsは、サポートされていません。詳細については、MATLAB Release Notesのグラフィックスとプリントの制限を参照してください。

印刷を行うには、Release 11のPage Setup, Print Setup, Printダイアログボックスを使ってください。
  • GUIDE
サポートされていません。代わりに、グラフィカルユーザインタフェースを作成する関数を使ってください。
Toolboxes
Control System Toolbox
Toolbox Preferences EditorおよびResponse Property Editorは、サポートされていません。LTI Viewer Preferences Editorは、サポートされていますが、機能が削減されています(グリッド、フォント、カラー、位相ラッピングに対するプレファレンス設定ツールはありません)。
以下の機能は、SISO Design Toolに対してサポートされていません。
  • プレファレンスとプロパティの編集
  • 補償器フォーマットの編集
  • 補償器のストアと取得
さらに、SISO Tool Export windowは、エクスポートで利用できる選択肢が少なくなっています。
Database Toolbox
HP 10.2 (HP 700)プラットフォームではサポートされません。
Image Processing Toolbox
cpselect GUIはサポートされていません。
Neural Network Toolbox
Neural Network Toolboxのグラフィカルユーザインタフェースである、Neural Network Toolはサポートされていません。 MATLABコマンドウィンドウを利用することで、同じ機能を利用することができます。
Requirements Management Interface
サポートされていません。
Virtual Reality Toolbox
HPおよびIBMに対してはサポートされていません。
Simulinkプロダクト

Simulink
以下のSimulinkの機能は、サポートされていません。
  • Simulink EditorのFindダイアログ。代わりに、find_systemコマンドを使ってください。
  • Simulink DebuggerへのGUIインタフェース。代わりに、コマンドラインインタフェースを使ってください。
  • 修正されたライブラリリンクに対するView Changesダイアログボックス。代替方法については、Simulink Release NotesのHPおよびIBMに対するプラットフォームの制限を参照してください。
  • Configurable Subsystemブロックに対するParameterダイアログ。ブロックのパラメータを設定するには、代わりにset_paramコマンドを使ってください。
  • Mask Editorの新バージョン
  • Diagnostic Viewerの新バージョン
  • Model Discretizer
  • Print As Book機能
  • Simulink print-as-book機能
  • Simulink Data Class Designer
  • S-Function Builder
Real-Time Workshop
Model Parameter Configurationダイアログボックスの代わりに、Tunable Parametersダイアログボックスが用いられます。
Simulink Performance Tools
Model Differences Toolは、サポートされていません。
Blocksets
DSP Blockset
Simulinkと同じ制限

Linuxでのアクセント付きキャラクタの問題

Linuxプラットフォームでは、MATLABウィンドウにおいて、^e for ê あるいは ~n for ñのように、2ストロークシーケンスでキャラクタにアクセントを付けるためにアクセントキーを使うと、MATLABがハングする場合があります。MATLABでこの問題を回避するには、matlab -nodesktopを使ってください。

Simulinkでは、これらのキーストロークを使わないようにしてください。dead-accentキーとしてcaret ^ のようなキャラクタを使うためには、xtermのような非MATLABウィンドウからMATLAB IDEにペーストするか、あるいは、関数powerおよびmpowerを直接利用してください。

UNIXプラットフォームでのアクセント付きキャラクタの問題

German keyboardsでの Ü や、Swedish keyboardsでの Å のようなアクセント付きキャラクタに対するキーは、IDEでは無視されます。これらのキャラクタをMATLABウィンドウにペーストすると、実際のキャラクタ値ではなくキャラクタ値128になります。たとえば、 文字列 double('ÅÄÖåäöü')をMATLABにペーストすると、つぎのようになります。


  変数、関数、ファイル名の最大長さの変更 インストレーションノート