Using Simulink    
Trigger

サブシステムにトリガ端子を追加します。

ライブラリ

Signals & Systems

詳細

Triggerブロックをサブシステムに追加すると、サブシステムは、Triggeredサブシステムとなります。Triggeredサブシステムは、トリガ端子を通過する信号の値が指定された方法で(下に説明するように)変化するとき、各積分ステップで1度だけ実行されます。サブシステムはTriggerブロックを1つしか含むことができません。Triggeredサブシステムの詳細については、第7章を参照してください。

Trigger type パラメータでは、サブシステムの実行に対するトリガイベントのタイプを選択することができます。

Show output port チェックボックスを選択することによって、トリガ信号を出力することができます。このオプションを選択することで、システムはトリガの原因を特定することができます。信号の幅は、トリガ信号の幅です。この信号の値は、つぎのとおりです。

サポートされているデータタイプ

Triggerブロックは、boolean または double タイプの信号を受け入れます。

パラメータとダイアログボックス

Trigger type
サブシステムの実行を決めるトリガイベントのタイプ
Show output port
チェックすると、SimulinkはTriggerブロック出力端子を描画し、トリガ信号を出力します。
Output data type
トリガ出力のデータタイプ(double または int8)を指定。auto を選択した場合、Simulinkはデータタイプを出力が接続している端子のデータタイプと同じに設定します。端子のデータタイプがdouble または int8 でない場合は、Simulinkはエラーを表示します。

特性

サンプル時間
トリガ端子の信号によって決定
ベクトル化


 Transport Delay Trigonometric Function