Using Simulink    
Switch

2つの入力の切り替えを行います。

ライブラリ

Nonlinear

詳細



Switchブロックは、制御入力と呼ばれる第3の入力に応じて、2つの入力の1つを出力に伝搬します。制御(2番目)入力上の信号が Threshold パラメータ以上の場合、ブロックは最初の入力を伝搬し、そうでない場合は3番目の入力を伝搬します。つぎの図は、このブロック端子の使い方を示したものです。

論理入力(すなわち、0か1)で切り替えを行うためには、しきい値を0.5に設定します。

サポートされているデータタイプ

Switchブロックの切り替え対象となる入力(入力1と3)には、任意のデータタイプの実数または複素数値の信号を入力することができます。ただし、切り替え対象となる入力は、双方、同一のタイプでなくてはなりません。Switchブロックの出力信号は、選択された入力のデータタイプと同じになります。一方、Threshold 入力は、bool または double のタイプでなければなりません。

パラメータとダイアログボックス

Threshold
スイッチを他の状態に切り替える制御(2番目の入力)の値。このパラメータは、スカラまたは入力ベクトルと等しい幅のベクトルとして指定することができます。

特性

直接フィードスルー
あり
サンプル時間
接続されるブロックから継承
スカラ拡張

ベクトル化

ゼロクロッシング
あり、スイッチ条件が発生する瞬間を検出するため


 Sum Terminator