Using Simulink    

Simulation Diagnosticsダイアログボックス

シミュレーション中にエラーが発生すると、シミュレーションが停止し、Simulinkは Simulation Diagnostics ダイアログボックスにエラーを表示します。

ダイアログボックスは、2つのパネルをもちます。上のパネルは、各エラーに対してつぎのような情報を表示する列で構成されます。

Message.   メッセージのタイプ(例、ブロックエラー、ワーニング、ログ)

Source.   エラーが生じたモデルの要素名(例、ブロック)

Fullpath.   エラーが生じた要素のパス

Summary.   列に合わせて省略されたエラーメッセージ

Reported by.   エラーを報告したコンポーネント(例、Simulink, Stateflow, Real-Time Workshop等)

下のパネルは、初めは上のパネルに表示された最初のメッセージの全内容を含んでいます。上のパネルの項目をシングルクリックすることにより、他のメッセージの内容を表示できます。

Simulation Diagnostics ダイアログボックスを表示するのに加えて、Simulinkは(必要ならば)エラーのソースを含むブロック線図をオープンし、ソースを強調します。

同様に、上のパネルの対応するエラーメッセージをダブルクリックしたり、エラーメッセージ内のエラーのソース名(青で強調されている)をダブルクリックしたり、またダイアログボックスの Open ボタンを選択することにより、エラーのソースを表示できます。


 シミュレーションの開始 Simulation Parametersダイアログボックス