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Simulink Acceleratorとのプログラムインタフェース
set_param, sim, accelbuild の3つのコマンドを使って、MATLABプロンプトまたはM-ファイルからモデルの実行を制御することができます。この節では、これらのコマンドの書式と利用可能なオプションを説明します。
シミュレーションモードの制御
以下を使ってMATLABプロンプトからシミュレーションモードを制御できます。
set_param(gcs,'simulationmode','mode')
set_param(modelname,'simulationmode','mode')
gcs ("get current system") を使って、現在アクティブなモデル(すなわちアクティブなモデルウィンドウ) のパラメータや、モデル名を明示的に指定したい場合はmodelname を設定することができます。シミュレーションモードは、normal または accelerator のいずれかです。
高速化されたモデルのシミュレーション
sim(gcs); % シミュレーションが完了するまでMATLABプロンプトには戻りません
set_param(gcs,'simulationcommand','start'); % 直ちにMATLABプロンプトに戻ります
再度、モデルを明示的に指定したい場合は、gcs の代わりに modelname を使います。
シミュレーションと独立にSimulink Accelerator MEX-ファイルを作成
accelbuild コマンドを使うことにより、モデルを実際にシミュレートしなくでもSimulink Accelerator MEX-ファイルを作成できます。たとえば、
accelbuild f14
accelbuild を使ってバッチモードでAccelerator MEX-ファイルを作成することにより、シミュレーションの実行の前にCコードと実行可能ファイルを作成することができます。後でAcceleratorを対話的に用いるときには、高速化されたシミュレーションの開始時にMEX-ファイルを作成したりコンパイルする必要はありません。
accelbuild コマンドを使って、生成したMEX-ファイル内のデバッグシンボルの変更のようなビルドオプションを指定することができます。
accelbuild f14 OPT_OPTS=-g
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