Using Simulink

Simulink AcceleratorをSimulink Debuggerで利用

デバッグする必要がある大規模で複雑なモデルがある場合、Simulink Acceleratorは、デバッグセッションを短縮することができます。たとえば、非常に大きい時間ブレークポイントを設定する必要がある場合、Acceleratorを使ってブレークポイントにすばやく到達することができます。

AcceleratorモードでSimulinkデバッガを起動するには、

• Simulation メニューから Accelerator を選択し、MATLABプロンプトで

sldebug modelname

とタイプします。

• デバッガプロンプトで、つぎのように時間ブレークポイントを設定します。

tbreak 10000
continue

• ブレークポイントに到達すると、デバッガコマンド emode (executionモード) を使ってAcceleratorモードとNormalモードを切り替えます。executionが Accelerator に設定されているとき、ブロックのステッピングはできません。

Simulinkデバッガに関する詳しい情報は、第11章 "Simulink Debugger"を参照してください。

速度の向上を示さないブロック

Simulink Acceleratorとのプログラムインタフェース