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struct = simget(model) value = simget(model, property)
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simget
コマンドは、指定したSimulinkモデルに対するシミュレーションパラメータとソルバのプロパティ値を取り出します。変数名を用いてパラメータまたはプロパティを定義すると、simget
は変数の名前ではなく変数の値を出力します。変数がワークスペースに存在しない場合には、エラーメッセージが表示されます。
struct = simget(model)
は、指定したSimulinkモデルに対する現在のオプション構造体を出力します。オプション構造体は、sim
コマンドと simset
コマンドを用いて定義されます。
value = simget(model, property)
は、指定されたシミュレーションパラメータまたはソルバのプロパティ値をモデルから抽出します。
value = simget(OptionStructure, property)
は、指定されたシミュレーションパラメータまたはソルバのプロパティ値を OptionStructure
から抽出し、構造体に値が指定されていない場合には空行列を出力します。property
は、興味のあるパラメータとプロパティ名のリストを含むセル配列とすることができます。セル配列を使用すると、出力もセル配列です。
プロパティ名は、一意的に識別するために必要な先行するキャラクタを入力するだけで構いません。プロパティ名の場合、大文字と小文字の区別は無視されます。
例題
つぎのコマンドは、vdp
モデルに対するオプション構造体を取り出します。
options = simget('vdp');
つぎのコマンドは、vdp
モデルに対する Refine
プロパティの値を取り出します。
refine = simget('vdp', 'Refine');
参考
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