Using Simulink    
Random Number

正規分布乱数を発生します。

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Random Numberブロックは、正規分布乱数を発生します。シードは、シミュレーションが開始されるごとに指定の値にリセットされます。

デフォルトで、生成される数列は、平均が0、分散が1になります。しかし、これらの値は、自由に変更することが可能です。このデータ列は、繰り返し可能で、同じシードとパラメータをもつ任意のRandom Numberブロックから発生させることができます。同じ平均と分散をもつ乱数ベクトルを発生するには、Initial seed パラメータとベクトルとして指定します。

一様分布する乱数を生成するには、Uniform Random Numberブロックを用いてください(Uniform Random Numberを参照)。

ソルバは比較的に滑らかな信号を積分するものなので、ランダムな信号を積分しないようにしてください。代わりに、Band-Limited White Noiseブロックを使用してください。

サポートされているデータタイプ

Random Numberブロックは、double タイプの信号を受け入れ、出力します。

パラメータとダイアログボックス

Mean
乱数の平均で、デフォルトは 0 です。
Variance
乱数の分散で、デフォルトは 1 です。
Initial seed
乱数発生器に対する開始シード。デフォルトは 0
Sample time
サンプル間の時間間隔で、デフォルトは 0 です。この場合は、連続サンプル時間になります。

特性

サンプル時間
連続または離散
スカラ拡張
パラメータに関して
ベクトル化

ゼロクロッシング
なし


 Ramp Rate Limiter