Using Simulink    

デモの説明

デモは、簡単なモデルを用いて住宅の熱力学をモデル化します。サーモスタット(自動温度調節器)は華氏70度に設定され、外気温の影響を受けます。外気温は、15度の振幅をもつ正弦波を50度の基準温度に適用することによって変化します。これは、日常の温度変動をシミュレーションします。

モデルは、モデル図を単純化し、再利用可能なシステムを作成するために、サブシステムを使います。サブシステムは、Subsystemブロックで表わされるブロックのグループです。このモデルには5つのサブシステムが含まれています。Thermostat、House、そしてTemp Convertが3つ(2つは華氏を摂氏に変換し、1つは摂氏を華氏に変換します)です。

内外の温度がHouseサブシステムに取り入れられて、屋内温度を変更します。Houseブロックをダブルクリックすると、そのサブシステム内のブロックを見ることができます。


Thermostatサブシステムは、サーモスタットの動作をモデル化し、暖房システムのオンとオフの切り替えを決定します。そのブロックをダブルクリックすると、そのサブシステム内のブロックを見ることができます。

内外の温度は、いずれも同じサブシステムによって華氏から摂氏に変換されます。


暖房がオンの場合、暖房費が計算され、Heat Cost ($)のThermo Plots Scopeブロック上に表示されます。屋内温度は、Indoor TempのScopeブロック上に表示されます。


 クイックスタート 試してみるべきこと