Using Simulink |
 |
はじめに
マスキングは、サブシステム用のダイアログボックスとアイコンをカスタマイズできる、強力なSimulinkの機能です。マスキングを使用すると、つぎのことが可能になります。
- サブシステムの多くのダイアログボックスを1つのダイアログボックスで置き換えることによって、モデルの使用を単純化します。モデルの各ブロックを開いたパラメータ値を入力する代わりに、それらのパラメータ値は、マスクしたダイアログボックス上で入力し、マスクされているサブシステムのブロックに渡すことができます。.
- ユーザ独自のブロック説明、パラメータフィールドのラベル、ヘルプテキストをもつダイアログボックスを定義することによって、より詳しい説明と有効なユーザインタフェースを提供します。
- 値がブロックパラメータによって異なる変数を計算するコマンドを定義することができます。
- ブロックの目的を記述するブロックアイコンを作成することができます。
- サブシステムの内容をカスタマイズしたインタフェースで隠すことによって、不用意なサブシステムの変更を回避することができます。
- 動的ダイアログの作成
| マスクを使ったブロックのカスタマイズ | | マスクされたサンプルサブシステム |  |