Using Simulink    

コントロールのタイプ

Simulinkでは、パラメータ値を入力したり選択したりする方法を選択することができます。エディットフィールド、チェックボックス、ポップアップコントロールの3つのコントロールのスタイルを作成することができます。たとえば、つぎの図は3つのコントロールのスタイルすべてを使用した、マスクダイアログボックスのパラメータ領域を示しています(ポップアップは開いています)。

エディットコントロールの定義

エディットフィールド では、パラメータ値をフィールドに入力することができます。つぎの図は、サンプルのエディットコントロールに対するプロンプトをどのように定義したかを示しています。

パラメータ(freq)に関連する変数の値は、プロンプトに対して定義されている Assignment タイプによって決まります。

Assignment

Evaluate
フィールドに入力される式の評価結果
Literal
フィールドに入力される実際の文字列

チェックボックスコントロールの定義

チェックボックス では、チェックボックスを選択するか選択解除するかによって2つの選択肢のいずれかを選ぶことができます。つぎの図は、サンプルのチェックボックスコントロールをどのように定義したかを示しています。

パラメータ(label)に関連する変数の値は、チェックボックスが選択されているかどうかにより、またプロンプトに対して定義されている Assignment タイプによって異なります。

チェックボックス
評価値
文字の値
チェックあり
1
'on'
チェックなし
0
'off'

ポップアップコントロールの定義

ポップアップ では、取り得る値のリストからパラメータ値を選択することができます。Popup strings フィールドにリストを指定し、項目は垂直線(|)で区切ります。つぎの図は、サンプルのポップアップコントロールをどのように定義したかを示しています。

パラメータ(color)と関連する変数の値は、ポップアップリストから選択した項目と、プロンプトに対して定義されている Assignment タイプによって異なります。

Assignment

Evaluate
リストから選択した値のインデックス。1から始まります。たとえば、3番目の項目を選択するとパラメータ値は3になります。
Literal
選択した値の文字列。3番目の項目を選択するとパラメータ値は 'green' になります。


 プロンプトと関連する変数 マスクされたブロックパラメータに対するデフォルト値