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get_param

システムとブロックのパラメータ値を取得します。

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get_param('obj', 'parameter') は、'obj' がシステムまたはブロックのパス名であるとき、指定したパラメータの値を出力します。パラメータ名については大文字と文字の区別はありません。

get_param( { objects }, 'parameter') は、絶対パスで指定されたセル配列を入力として受け入れ、そのセル配列内で指定されたオブジェクト全てに共通なパラメータ値の取得を可能にします。

get_param(handle, 'parameter') は、handle で指定されたハンドルをもつオブジェクトの指定されたパラメータを出力します。

get_param('obj', 'ObjectParameters') は、obj パラメータ値を示す構造体を出力します。出力される構造体の各フィールドは、特定のパラメータに対応し、パラメータ名をもっています。たとえば、Nameフィールドは、オブジェクトのNameパラメータに対応します。各パラメータフィールド自体は、Name,Type,Attributesの3つのフィールドを含んでおり、これら3つのフィールドは、各々、パラメータの名前(例:"Gain")、データタイプ(例:文字列)、属性(例:読み込み専用)を指定します。

get_param('obj', 'DialogParameters') は、指定されたブロックのダイアログパラメータ名を含むセル配列を出力します。

付録 A に、モデルとブロックパラメータのリストがあります。

例題

つぎのコマンドは、clutch システムの Requisite Friction サブシステムにおけるInertiaブロックに対する Gain パラメータの値を出力します。

つぎのコマンドは、マスクされたサンプルサブシステム に記述された mx+b システム(この場合、カレントシステム)の中のすべてのブロックのブロックタイプを表示します。

つぎのコマンドは、カレントに選択したブロックの名前を出力します。

つぎのコマンドは、カレントに選択したブロックの Name パラメータに関連したものを取得します。

つぎのコマンドは、Sine Waveブロックのダイアログパラメータを取得します。

参考


 gcs new_system