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デバッガのコマンドラインインタフェースを使って
コマンドラインモードでは、MATLABコマンドウィンドウのデバッガコマンドラインにコマンドを入力して、デバッガをコントロールします。デバッガは、デバッガコマンドの省略形を受け入れます。コマンドの省略形と繰り返し可能なコマンドのリストは、デバッガコマンドリファレンス を参照してください。MATLABコマンドラインで空のコマンド(Return キーを押す)を入力することによってコマンドを繰り返すことができます。
ブロックインデックスについて
多くのSimulinkデバッガコマンドとメッセージは、ブロックを参照するためにブロックインデックスを利用します。ブロックインデックスは、s:b
の形式で、s
はデバッグされるモデル内のシステムを識別する整数で、b
はシステム内のブロックを識別する整数です。たとえば、ブロックインデックス 0:1
は、モデルの 0
システムのブロック 1
を参照します。slist
コマンドは、デバッグされるモデル内の各ブロックに対するブロックインデックスを表示します(slist
を参照)。
MATLABワークスペースへのアクセス
sldebug
プロンプトでは任意のMATLAB表現をタイプすることができます。たとえば、ブレークポイントにおいてモデルの時間と出力を tout
および yout
としてロギングしていると仮定します。そのとき、つぎのコマンド
(sldebug ...) plot(tout, yout)
は、プロットを作成します。sldebug
コマンドの完全なまたは省略した名前と同じ名前をもつ変数にアクセスしたいと仮定します。たとえば、s はstep
コマンドの省略形です。sldebug
プロンプトで s
とタイプすると、モデルを進めます。しかし、
(sldebug...) eval(`s')
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