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モデルブラウザ
ブラウザの操作は、Microsoft Windows と UNIX とで異なります。
Windowsでのモデルブラウザの使用
Model Browserパネルを表示するには、Simulink View メニューからModel Browser を選択します。モデルウィンドウは、2つのパネルに分割されます。左のパネルは、右側に表示されたブロック線図をツリー構造で表示します。
ツリー構造一覧での各要素は、モデル内のサブシステムに対応します。各サブシステムの横の+/-ボックスをクリックすることで、または左/右矢印キーかテンキー上の+/-キーを押すことで、ツリー構造を拡大/縮小することができます。キーボードの矢印キーを押すことで、ツリー構造を上/下に移動できます。ダイアグラムビューでサブシステムの内容を表示するためには、サブシステムをクリックします。サブシステムに関連する新しいウィンドウをオープンするためには、ダイアグラムビューでサブシステムをダブルクリックします。
UNIXでのモデルブラウザの使用
モデルブラウザをオープンするには、Fileメニューから Show Browser を選択します。 モデルブラウザウィンドウが現われ、カレントモデルに関する情報が表示されます。つぎの図は、clutch
システムの内容を表示したモデルブラウザウィンドウを示しています。
モデルウィンドウの内容
リスト内容の解釈
Simulinkは、マスクされたブロック、参照ブロック、OpenFcn
パラメータが設定されたブロック、サブシステムを含むシステムを、ブロック名やシステム名の前に以下の記号を使って識別します。
OpenFcn
) コールバックが定義されていることを示します。ブロックのコールバックの詳細は、コールバックルーチンの使用法を参照してください。システムをオープンする
ブロックリストに現れている名前をもつブロックまたはシステムをオープンすることができます。システムをオープンするには、つぎのようにします。
マスクされたシステムまたはリンクされたブロックの参照
デフォルトで、モデルブラウザは、([M]で識別される)マスクされたシステムと([L]で識別される)リンクされたブロックをブロックではあってもサブシステムではないと考えます。マスクされたシステムまたはリンクされたブロックが選択されているときに Open System をクリックすると、モデルブラウザはシステムまたはブロックのダイアログボックスを表示します(Open System は、ブロック線図内のブロックをダブルクリックするのと同様に機能します)。同様に、ブロックの OpenFcn
コールバックパラメータが定義されている場合は、ブロックが選択されている間に Open System をクリックするとコールバック関数が実行されます。
ブロックリスト内のブロックを選択し、Look Into System をクリックすることで、ダイアログボックスまたはコールバック関数機能を参照するために、モデルブラウザを利用することができます。モデルブラウザは、基礎となるシステムまたはブロックを表示します。
リスト内容のアルファベット順の表示
デフォルトで、システムのリストは、モデルの階層を示します。システムを含むシステムには、プラス記号(+)がその前に表示されます。これらのシステムが拡張されると、モデルブラウザは、それらの名前の前にマイナス記号(-)を表示します。システムをアルファベット順に表示するためには、Options メニューのDisplay Alphabetical List メニュー項目を選択してください。
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