Using Simulink    

ライブラリブロックのモデル内へのコピー

コピー/ペースト、あるいは、ライブラリウィンドウからモデルウィンドウへブロックをドラッグすることによって、ライブラリからモデルへブロックをコピーすることができます (ウィンドウ間でのブロックのコピーと移動を参照)。または、ブロックをライブラリブラウザからモデルウィンドウにドラッグする(ブロックライブラリの参照を参照)ことによっても可能です。

モデルまたは別のライブラリにライブラリブロックをコピーする場合、Simulinkはライブラリブロックにリンクを作成します。参照ブロックは、ライブラリブロックのコピーです。ユーザは、参照ブロック内のブロックパラメータを参照することができますが、ブロックをマスクしたり、マスクされているブロックに対してはそれを編集することはできません。また、参照ブロックに対してコールバックパラメータを設定することもできません。参照ブロックのマスクの下層を見ると、Simulinkはライブラリブロックの基になるシステムを表示します。

ライブラリと参照ブロックは、名前に よってリンクされます。つまり、参照ブロックは、コピーが作られたときに実際にその名前をもつ特定のブロックとライブラリにリンクされます。

参照ブロックをアップデートしようとしたときに、MATLABパス上でSimulinkがライブラリブロックもソースライブラリも見つけることができない場合、リンクは、unresolved 状態です。Simulinkはエラーメッセージを出力し、赤の点線を使ってこれらのブロックを表示します。エラーメッセージは、つぎのように表示されます。

unresolved状態の参照ブロックは、(赤で)つぎのように表示されます。

誤ったリンクを修正するために、つぎのいずれかを行ってください。

すべてのブロックが、そのブロックが参照ブロックであるかどうかを示す LinkStatus パラメータをもっています。パラメータはつぎの値をもちます。


 ライブラリの修正 リンクされたブロックのアップデート