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交互に実行するサブシステムの作成
Mergeブロック(Mergeをご参照ください)で結合して条件付き実行サブシステムを使うことにより、モデルの現在の状態に依存して交互に実行するサブシステムの集合を作成することができます。たとえば、つぎの図は2つのEnabledサブシステムとMergeブロックを用いたインバータのモデルを示しています。つまり、AC電流をパルスDC電流に変換する装置をモデル化しています。
この例では、"pos" とラベル付けされたブロックがAC正弦波が正のレベルの時に実行され、正弦波をそのまま出力します。"neg"とラベル付けされたブロックは正弦波が負のレベルの時に実行され、正弦波を反転して出力します。Mergeブロックは、現在実行されているブロックの出力をMuxブロックに受け渡し、Muxブロックでは、オリジナルの正弦波と重ねあわせてScopeブロックに出力し、最終的につぎの表示を作成します。
![]() | Triggered and Enabledサブシステムのサンプル | ブロックリファレンス | ![]() |