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Chebyshev ウィンドウ
Chebyshevウィンドウは、特定のサイドロブの高さを与えて、メインロブの幅を最小にします。これには、等リップルの挙動、すなわち、そのサイドロブが、すべて同じ高さをもつという特徴があります。関数chebwin
は、長さおよびサイドロブの高さのパラメータにより、Chebyshevウィンドウを計算します。
n = 51; Rs = 40; % dB単位でのサイドロブの高さ w = chebwin(n,Rs); stem(w); title('Length 51 Chebyshev ウインドウ'); xlabel('Sample Number');
プロットに示されているように、Chebyshevウィンドウは両端のサンプルに大きいスパイクをもちます。-40 dBでの等リップルを確認するために、つぎのように周波数応答をプロットします。
[W,f] = freqz(w,1,512,2);
plot(f,20*
log10(abs(W)/sum(w))), grid
title('Chebyshev ウインドウ Magnitude Response');
xlabel('Normalized Frequency (Nyquist = 1)');
ylabel('Normalized Magnitude (dB)');
さまざまなウィンドウタイプの特性や応用例に関する詳細な考察については、Oppenheim and Schafer[2], 444-462 ページ、および、Parks and Burrus [3], 71-73 ページを参照してください。
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