Signal Processing Toolbox

フィルタビューワ(Filter Viewer)の概要：フィルタの解析

フィルタビューワ(Filter Viewer)を使って、選択したフィルタのつぎに示す応答特性プロットを解析することができます。

• ゲイン応答
• 位相応答
• インパルス応答
• ステップ応答
• 群遅延
• 極と零点の配置

フィルタビューワ(Filter Viewer)は、選択したフィルタに対して、6種類までの応答特性プロットを表示することができます。フィルタビューワ は、つぎの特性を表示します。

• ズーミング
• フィルタ応答の詳細
• フィルタ特性の重ね書き
• 周波数範囲、または、ゲインの単位のような表示パラメータの修正

フィルタビューワ(Filter Viewer)のオープン

つぎのいずれかの方法を使って、SPToolからフィルタビューワ (Filter Viewer)をオープンすることができます。

1. SPToolの中のフィルタ(Filters)リストの中の一つまたは複数のフィルタを選択します。
2. フィルタ(Filters)リストの表示(View)ボタンを選択してください。

フィルタビューワ(Filter Viewer)を、まずオープンすると、選択したフィルタに対して、デフォルトのプロットコンフィギュレーションを表示します。

フィルタのゲイン応答と位相応答が、デフォルトで表示されます。加えて、周波数が[0,Fs/2]の区間で線形スケールで表示されます。

フィルタビューワ(Filter Viewer)は、つぎの要素をもっています。

• 印刷(Plots)領域には、ユーザが表示領域に表示したい選択した応答プロットや周波数応答表示特性を設定します。
• 周波数軸(Frequency Axis) 領域は、表示領域の中の周波数のスケーリングを設定します。
• マーカ(Marker)ボタンは、フィルタ応答の値や比較を行うものです。
• カレントに選択したフィルタに関する情報を表示する領域
• 選択したフィルタに対する一つ、または、複数の周波数応答プロットの解析用の表示領域
• ズーム(Zoom)ボタン

フィルタデザイナの概要：フィルタ設計

スペクトルビューワの概要：スペクトル解析