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パート4: パラメータチューニング
MATLABワークスペースの変数 A
およびB
に新規の値を割り当てることによって、各Gainブロックのゲインファクタを変更できます。シミュレーション中にワークスペース変数のブロックパラメータを変更するときには、これらの変更によって、ブロック線図を明示的に更新する必要があります。ブロック線図が更新されると、新規の値がターゲットプログラムにダウンロードされます。変数A
およびB
をチューニングするには、
A = 0.5;B = 3.5;
ext_example
モデルウィンドウをアクティブにします。編集メニューからモデルの更新を選択するか、あるいはCtrl+Dをタイプします。Simulinkがブロックパラメータを更新すると、直ちに新規の値がターゲットプログラムにダウンロードされ、ゲインの変更の影響がスコープ上で見ることができるようになります。Gainブロックに直接ゲインの値を入力することも可能です。つぎのようにします。
同様に、周波数、振幅、正弦波の位相を、Sine Waveブロックのダイアログボックスをオープンし、適切なフィールドに新規の数値を入力することによって変更できます。
しかし、Sine Waveブロックのサンプル時間は変更できません。ブロックのサンプル時間は、モデルの構造的な定義の一部であり、生成コードの一部です。そのため、ブロックのサンプル時間を変更したい場合は、externalモードシミュレーションを停止し、実行ファイルをリビルドする必要があります。
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