| Real-Time Workshop User's Guide | ![]() |
コード生成オプション
ERTコード生成オプションにアクセスするには、Simulation ParametersダイアログボックスのReal-Time Workshop タブを選択します。それからCategoryメニューからERT code generation options を選択します。ERTコード生成オプションは、図 9-1のように表示されます。
注意
ert_main.cは、シミュレーション中のみの使用を目的とした、コード生成オプションのコンパイル時のエラーチェックを含みます。これらのエラーチェックは、以下で説明するようにert_main.cの製品版からは削除してください。
|
コード生成オプションを以下のように設定すると、より高度に最適化されたコードになります。
また、ert_main.cの製品版で#if MAT_FILE... エラーチェックを削除あるいはコメントアウトします。
ロギングを使用不可能にすると、モデルの終了時間の設定にかかわらず、プログラムは無限時間で実行されます。
内部データおよび外部データの初期化は予防策で、アプリケーションによっては必要でない場合があります。多くの組み込みアプリケーション環境は、起動時にすべてのRAMを初期化します。そのため、RAMの再初期化は冗長です。
また、ert_main.cの製品版で、以下を削除またはコメントアウトします。
#if TERMFCN...エラーチェックMODEL_TERMINATEの呼び出しmodel_step 呼び出しを生成し、これはオーバヘッドを減らして、Real-Time Workshopがモデルのステップ関数においてより多くのローカル変数を使えるようにします。アップデート関数と出力関数を結合したくない場合は、ert_main.cの製品版で以下の変更を行います。
MODEL_STEPの呼び出しを、model_output および model_updateの呼び出しで置き換えます。#if ONESTEPFCN...エラーチェックを削除します。 | ERT生成コードの最適化 | その他のオプションと最適化 | ![]() |