複数モデルの取り扱い | ![]() ![]() |
sizeとndims
つぎの事柄を使って、LTI配列の次元とサイズにアクセスすることができます。
size
は、1つのLTI配列に関連した次元の個々の長さを決定します。ndims
は、1つのLTI配列内の総次元数を決定します。[Ny Nu S1 S2 ... Sk]
Ny
は、LTI配列内のすべてのモデルに共通する出力数Nu
は、LYI配列内のすべてのモデルに共通する入力数S1 S2 ... Sk
は、モデルのk次元の配列の配列次元の長さです。Si
は、i番目の配列次元のモデルの数です。
単一LTIモデルに対して、size
はI/O次元[Ny Nu]
のみを出力します。
size
は、[Ny Nu 2 1]
です。 size
は、2番目の配列次元以上のシングルトンの次元を無視します。たとえば、size
は、Ny
出力、Nu
入力をもつ2 - 3 - 1 - 1
のLTI配列に対して、[Ny Nu 2 3]
を出力します。p
:LTI配列、ここで、p
(2以上)は、配列次元数ndims (sys) = length(size(sys))
2出力1入力のサンプルの2行3列のLTI配列m2d
に適用してみます。
load LTIexamples s = size(m2d) s = 2 1 2 3
size
は、m2d
(2行3列の配列の2出力1入力モデル)の4つの次元の個々の長さに対応したベクトル要素を出力することに注意してください。
ndims(m2d) ans = 4
これより、このLTI配列には4つの次元が存在することがわかります。
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