複数モデルの取り扱い    

LTI配列の次元、サイズ、型

単一LTIモデルの次元とサイズは、出力と入力チャンネルから決定されます。LTIモデルの配列は、その次元、サイズ、型を決定する付加的な量です。

LTI配列に関係した2つの次元に関する集合があります。

LTI配列のサイズは、つぎの事柄から決定されます。

つぎの図は、1入力2出力の伝達関数モデルの2行3列のLTI配列m2dに関する次元とサイズの概念を示すものです。

図1-5:LTI配列m2dの次元とサイズ

このサンプルLTI配列をつぎのようにして、ユーザのワークスペースにロードできます。

I/O次元は、伝達行列の行と列の次元に対応しています。2つのI/O次元は、SISOモデルについて、共に1です。MIMOモデルに対して、これらの次元は、モデルの出力数と入力数になります。

配列の次元を理解するため、5つの関連した量があります。

例題のモデルm2dに関して、


 LTIモデルの高次元配列 sizeとndims