可視化手法    

共有する頂点をもつエッジのカラーリング

各patch面は、頂点を結合するラインセグメントであるエッジによって境界が決められます。patchに頂点を共有する複数の面がある場合、エッジのいくつかが重なる場合があります。そのような場合には、最後に描画した面のエッジがその前に描画したエッジに上書きします。

たとえば、つぎの図は4つの面とフラットにカラーリングされたエッジをもつpatchを示したものです(FaceColornone に、EdgeColorflat に設定します)。

矢印は、1番目、2番目、3番目、4番目の面で、各エッジを描画する順序を示します。各頂点でのカラーは、それに続くエッジのカラーを決めます。2番目の面がその4番目のエッジをマゼンタ色の頂点から描画したため、1番目の面の2番目のエッジが、緑にならないということに注意してください。同様の効果は、すべての共有のエッジに見られます。

EdgeColorinterp に設定すると、MATLABは隣接する頂点間のカラーを補間します。この場合、頂点を指定する順序は、エッジのカラーに影響しません。


 例題 - エッジと面の同一カラーリングの指定 MATLABでのpatchカラーデータの解釈法