3-D Visualization

テキスチャマッピング

テクスチャマッピングは、サーフェスプロットに適合するようにカラーデータを変換することによって、2-Dイメージを3-Dサーフェスに写像する技術です。このような機能を用いると、サーフェスを作成するのに必要な幾何学的モデル化を行わずに、凹凸や木目などの"テクスチャ"をサーフェスに適用することができます。カラーデータは、スキャンした写真など任意のイメージでも構いません。

テクスチャマッピングにより、カラーデータ配列の次元を、サーフェスプロットを定義するデータとは異なるものとすることができます。すなわち、任意のサイズのイメージを任意のサーフェスに適用することができます。MATLABは、テクスチャのカラーデータをサーフェス全体に写像できるように補間します。

例題 - サーフェスのテキスチャマッピング

この例題では、関数sphereを使って、球面を作成し、テクスチャはそれを宇宙から撮影した地球のイメージで写像します。地球イメージは、一方向から地球を見ているので、この例題は、イメージを球面のある一面のみにマッピングし、イメージデータに要素から1の値のデータを加えます。この場合、イメージデータは、257行250列の行列で、そのために、3つの行列をお互いに連結することにより、要素が1の2つの257行125列の行列を両側に付加します。

テクスチャマッピングを使用するためには、FaceColorをtexturemapに設定し、イメージをサーフェスのCDataに割当てます。

load earth % earthイメージデータXとカラーマップmapをロード
sphere; h = findobj('Type','surface');
hemisphere = [ones(257,125),...
              X,...
              ones(257,125)];
set(h,'CData',flipud(hemisphere),'FaceColor','texturemap')
colormap(map)
axis equal
view([90 0])
set(gca,'CameraViewAngleMode','manual')
view([65 30])

トゥルーカラー

視点の定義