3-D Visualization    

トゥルーカラー

24ビットのコンピュータシステムは、224色を超えるカラーを表示できる能力があります。一方、8ビットディスプレーでは、256色です。この機能を使って、カラーデータを直接RGB値として定義して、数値をカラーマップの中の位置にマッピングするステップを削減することができます。

m-n-3 配列を使ってトゥルーカラーを指定します。ここで、Z のサイズは、mn列です。

たとえば、つぎのステートメント

は、ランダムなカラーリングをもつ行列peaksのプロットを作成します。

ユーザは、インデックス付きカラーとしてサーフェスプロパティを設定できます。

トゥルーカラー用のレンダリング法

MATLAB は、トゥルーカラーを表示するとき、zbuffer レンダラ手法を使用します。フィギュアRendererModeプロパティをautoに設定している場合、MATLABは、トゥルーカラーデータを指定するときは、常に、Renderer プロパティの値を、自動的に、zbufferに切り替えます。

明示的にRendererpainters (RendererModemanualに設定) に設定し、トゥルーカラーを使って、イメージ、パッチ、サーフェスオブジェクトを定義しようとすると、MATLABは、ワーニングを出力し、オブジェクトのレンダリングを行ないません。

これらのオブジェクトに対するトゥルーカラーを定義するための詳細は、関数image, patch, surfaceを参照してください。

トゥルーカラーのシミュレーション - デザイアリング

24ビット表示をもたないコンピュータ上で、トゥルーカラーを使用することができます。この場合、MATLABは、設定した使用可能なカラー数の範囲で、できる限り近い結果を作成するように設計した特別なカラーマップを使用します。デザイアリングマップの使用に関する詳細は、インデックス付きカラーシステム上でのトゥルーカラーのデザイアリング を参照してください。


  カラーマップの変更 テキスチャマッピング