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uisetfont uisetfont(h) uisetfont(S) uisetfont(h,'DialogTitle
') uisetfont(S,'DialogTitle
') S = uisetfont(...)
詳細
uisetfont
を使って、Text, Axes, Uicontrol オブジェクトに対するフォントのプロパティ(FontName
, FontUnits
, FontSize
, FontWeight
, FontAngle
)を変更できます。この関数は、フォントのプロパティ名と値からなる構造体を出力します。ダイアログボックスに対して、他のタイトルを指定することができます。
uisetfont
は、ダイアログボックスを表示し、ダイアログボックスで選択したフォントのプロパティを出力します。
uisetfont(h)
は、ダイアログボックスを表示し、ハンドル番号がh
であるオブジェクトに対するプロパティの値で、フォントのプロパティ値を初期化します。選択されたフォントのプロパティ値は、カレントのオブジェクトに適用します。2番目の引数が指定されると、ダイアログボックスの名前を指定します。
uisetfont(S)
は、ダイアログボックスを表示し、指定した構造体(S
)に対して定義された値で、フォントのプロパティ値を初期化します。S
は、プロパティ FontName
, FontUnits
, FontSize
, FontWeight
, FontAngle
の内の1つ、または、複数に対する値を定義する必要があり、フィールド名は、プロパティ名と正確に一致しなければなりません。他のプロパティが定義されると、それらは無視します。2番目の引数が指定されると、ダイアログボックスの名前を指定します。
uisetfont('
は、タイトルが DialogTitle
')
DialogTitle
であるダイアログボックスを表示し、ダイアログボックスで選択したフォントのプロパティを出力します。
左辺引数が指定されると、プロパティ FontName
, FontUnits
, FontSize
, FontWeight
,FontAngle
が構造体のフィールドとして出力されます。ユーザがダイアログボックスで、Cancel を押すか、エラーが発生すると、出力値は0に設定されます。
例題
つぎのステートメントは、Textオブジェクトを作成して、フォントの特性を変更するためのダイアログボックス(Update Fontとラベル付けられています)を表示します。
h = text(.5,.5,'Figure Annotation'); uisetfont(h,'Update Font')
つぎのステートメントは、2つのプッシュボタンを作成し、その内の1つのフォントプロパティを、もう一方に対して設定した値に設定します。
% 文字列ABCをもつ、プッシュボタンを作成 c1 = uicontrol('Style', 'pushbutton', ... 'Position', [10 10 100 20], 'String', 'ABC'); % 文字列XYZをもつ、プッシュボタンを作成 c2 = uicontrol('Style', 'pushbutton', ... 'Position', [10 50 100 20], 'String', 'XYZ'); % clに対するフォント設定ダイアログボックスを表示し、選択肢を作成し、dに保存 d = uisetfont(c1) % これらの設定をc2に適用 set(c2, d)
参考
![]() | uisetcolor | undocheckout | ![]() |