MATLAB Function Reference

spfun

スパース行列の非ゼロ要素に関数を適用

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f = spfun('function',S)

詳細

関数 spfun は、スパース行列の 非ゼロ要素のみに関数を適用し、オリジナル行列のスパースパターンは変えません(アンダーフローを除きます)。

f = spfun('function',S) は、S の非ゼロ要素に対して、function を実行します。function は、関数名でなければなりません。これは、通常、M-ファイル内で定義され、行列引数 S に対して、S の要素毎に関数を実行します。

注意

spfun で使用する関数には、elfun ディレクトリ内の関数のように、要素単位で実行する関数が適しています。

例題

4行4列のスパース対角行列を与えます。

S =
   (1,1)        1
   (2,2)        2
   (3,3)        3
   (4,4)        4

f = spfun('exp',S) は、S と同じスパースパターンをもちます。

f =
   (1,1)       2.7183
   (2,2)       7.3891
   (3,3)      20.0855
   (4,4)      54.5982

exp(S) は、S が 0 のところでは、1 です。

full(exp(S))

ans =
    2.7183    1.0000    1.0000    1.0000
    1.0000    7.3891    1.0000    1.0000
    1.0000    1.0000   20.0855    1.0000
    1.0000    1.0000    1.0000   54.5982

speye

sph2cart