MATLAB Function Reference    
script

スクリプト M-ファイル

詳細

スクリプトファイルは、一連の MATLAB ステートメントを含む外部ファイルです。ファイル名をタイプすると、MATLAB への一連の入力がファイルから得られます。スクリプトファイルは、ファイル名拡張子 .m をもつ、M-ファイルと言われます。

スクリプトファイルは、M-ファイルの種類の中で最も簡単なものです。スクリプトファイルは、コマンドラインから繰り返し実行する必要がある計算のような、一塊の MATLAB のコマンドの自動化に有効です。スクリプトファイルは、ワークスペース内の既存のデータを操作でき、操作するデータを作ることもできます。スクリプトファイルが出力引数を出力しなくても、スクリプトファイルが作成した変数はワークスペースに残っているので、後の計算で使うことができます。さらに、スクリプトファイルは、plot のようなコマンドを使って、グラフィックス出力を作ることができます。

スクリプトファイルは、任意の MATLAB のステートントを含むことができます。宣言や開始/終了を明示する必要はありません。

スクリプトファイルは、M-ファイルのようにコメントを書くことができます。パーセント記号 (%) の後に続く一行は、コメント文です。コメントだけを行に書いたり、実行可能な行の最後に追加したりできます。

参考
echo        実行中 M-ファイルをエコーします。

function    関数 M-ファイル

type        リストファイル


 schur sec, sech