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listdlg

リスト選択が可能なダイアログボックスの作成

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[Selection,ok] = listdlg('ListString',S) は、ユーザが、リストから一つまたは複数の値を選択したできるダイアログボックスを作成します。 Selectionは、選択した文字列のインデックスベクトルです(単一選択モードでは、長さは1になります)。Selectionは、ok0のとき、[]になります。OKボタンを押すとokは1になり、Cancelを押すかダイアログボックスを閉じると0になります。一つのアイテム上をダブルクリックするか、または複数のアイテムを選択しReturnを押すと、OKボタンをクリックしたことと同じ機能を示します。ダイアログボックスには、含まれるすべてのアイテムを選択できるようにSelect allボタンも用意しています。

入力は、パラメータとそれに対応する値のペアです。

パラメータ
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'ListString'
リストボックスアイテムを指定する文字列のセル配列
'SelectionMode'
選択するアイテムが、一つ、または、複数のどちらかを示す文字列:'single'、または、'multiple' (デフォルト)のどちらかを設定
'ListSize'
2要素[width height]ベクトルで設定するピクセル単位で表わしたリストボックスサイズ。デフォルトは、 [160 300]です。
'InitialValue'
選択されるリストボックスアイテムの初期インデックスを示すベクトル。デフォルトは1で、最初のアイテムを意味します。
'Name'
ダイアログボックのスタイトルを表わすの文字列。デフォルトは、''です。
'PromptString'
リストボックスの上に表示する文字列行列、または、文字列のセル配列。デフォルトは、{}です。
'OKString'
OKボタン用の文字列。デフォルトは、'OK'です。
'CancelString'
Cancelボタン用の文字列。デフォルトは、 'Cancel'です。
'uh'
Uicontrolの高さで、ピクセル単位で表わす。デフォルトは、18です。
'fus'
uicontrolの枠のスペースで、ピクセル単位で表わす。デフォルトは、8です。
'ffs'
figureの枠のスペースで、ピクセル単位で表わす。デフォルトは、8です。

例題

つぎの例題は、カレントディレクトリから一つのファイルを選択できるダイアログボックスを表示します。関数は一つのベクトルを戻します。最初の要素は、選択されたファイルに関するインデックスで、2番目の要素は、選択状態をあらわすもので、選択されれば1、選択されなければ0を戻します。

参考

dir


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